英語学習

日本人を悩ませる英語の分詞を分かりやすく解説してみた

日本人を悩ませる英文法の 分詞 を分かりやすく解説してみた

分詞 や分詞構文と聞いて抵抗感を覚える人も多いのではないでしょうか?

分詞は使えると便利ですが、知らないと日本人の頭を悩ませる宿敵となりうる存在です。

特にリーディングなどで出てくると厄介ですね。英文法を真面目にやってきたからこそぶち当たる、「意外な例外」が分詞には多いのです。

そこで今回は、分詞の使い方を詳しく解説していきます。

この記事を読み終わる頃には、今まで宿敵だった分詞が良き友人に変わっていることでしょう。

分詞の種類を知る

分詞は名詞を修飾し、名詞の行動や情報を詳細にわたって説明することを可能にします。それに加え、複雑で長い文をシンプルにするというおまけつき。使いこなせるととても便利な英文法です。

分詞の種類は大きく分けて2つあります。

現在分詞

例文:Look at the boy playing basketball over there!(あそこでバスケットボールをしている男の子を見て!)

現在分詞は「動詞+ing」を用いて名詞を修飾します。「~している」と訳すのが自然です。上記の「the boy playing basketball」(バスケットをしている少年)のようにシンプルかつ詳細な文を作ることができます。

過去分詞

例文:The novel written by Japanese won the contest.(日本人によって著された小説が賞を獲得した。)

過去分詞は受動態と同じ働きをします。「~されている」と訳すのが自然です。ただし、受動態のようにBe動詞をつける必要はありません。動詞の過去分詞を名詞の後にもってきてください。

上記の2つの例文を見ても分かるように、分詞が「バスケットをしている少年」「日本人によって著された本」など名詞の詳細を解説する役割を果たしていますね。このテクニックは色々な文章に応用できると思います。

分詞を使い分けるテクニックを学ぶ

分詞の形容詞的用法

形容詞的な働きをして名詞を修飾するテクニックもあります。

例文①:FC Barcelona vs Real Madrid. It must be exciting game.(バルサとレアルの試合。白熱する試合に違いない。)

例文②:Economy is supported by manipulated customers.(経済は、操られた消費者によって支えられている。)

例文①はgame(試合)という名詞をexcite(白熱する)という動詞の現在分詞を用いて修飾し、「exciting game」という一つの文を作ってしまっています。

例文②も、manipulate「操作する」という動詞の過去分詞形を用いてcustomers「消費者」を修飾し、「操られた消費者」という一文を作ってしまっています。

上記のように分詞は、シンプルな文ながらも名詞の様子を的確に伝える機能も持っているのです。

第二文型(SVC) +分詞の組み合わせ

例文①:The door remain closed.(そのドアは閉ざされたままだ。)

例文②:He walked smiling into the room.(彼は微笑みながら部屋の中に歩いていった。)

例文①では、remain(~のままである)という動詞の後ろに再びcloseとい動詞がくるので、「なんじゃこりゃ!間違った使い方じゃないか!」と思われる方もいると思います。しかしこれは、closed(閉じられた)という過去分詞の形で使われています。

また例文②では、walked(歩いた)という動詞の後にまたまたsmile「微笑む」という動詞の進行形であるsmilingが登場します。真面目に英文法を勉強してきたあなたは、「これはおかしい文だ!」と思うことでしょう。しかし、こちらもwalked「歩いた」という動詞にsmiling「微笑みながら」という現在分詞を組み合わせ「walked smiling」(笑いながらいた)という一文を作ってしまっているのです。

上記のように分詞が補語の役割を果たすこともあるのですね。

第三文型(SVO)+分詞の組み合わせ

分詞構文は第三文型の使役動詞(~させる)と組み合わせて使うこともできます。

例文①:You kept me waiting for a hour.(あなたは私を1時間も待たせ続けたのよ。)

例文②:My boss let me working whole day.(上司は私を1日中働かせ続けた。)

例文③:I had my hair cut at the salon in Baguio.(バギオにある床屋で紙を切った。/バギオにある床屋で髪をきってもらった。)

例文④:I had my wallet stolen last night.(昨晩、私の財布が盗まれた。)

※使役動詞とは?

第三文型に置いて動詞にlet, have, make, getを用いて「~させる」という意味を表す文をつくるテクニック。

例文①と②は現在分詞を使役動詞と組み合わせ「~させ続けた。」という文を構成しています。一方、例文③と④は、過去分詞と使役動詞を組み合わせ「~された。/~してもらった。」という文を構成しています。

特にI had my hair cut「髪を切ってもらった」という表現はフィリピン留学でも良く使う表現です。

分詞構文

分詞構文は分詞が副詞のように文の情報を捕捉するものを言います。

分詞構文にはパターンが有り、以下の条件の文章を作るときに使用することができます。

同時進行(Whileで書き換えられる文)

例文:I was waiting for the bus reading news paper. (新聞を読みながらバスを待っていた。)

上記の文は、「~をしながら~をしていた」という表現使いたいときにお手本に出来ます。。「While I was waiting for the bus, I was reading news paper.」と置き換えることが可能です。

時間(Whenで置き換えられる文)

例文:Watching TV, you visited my home.(君が僕の家を訪ねてきたとき、私はテレビを見ていた。)

上記の文は「~をしたときに~をしていた」という表現を使いたいときにお手本に出来ます。「When you visited my home, I was watching TV.」という形で置き換えが可能です。

理由(Becauseで置き換えられる文)

例文:Written in complicated English, Hamlet is difficult to understand.(ハムレットは複雑な英語で書かれているので、理解するのが難しい。)

上記の文は「~のために~である」という理由を述べる表現を使いたいときにお手本に出来ます。「Hamlet is difficult to understand because it is written in complicated English.」と言い換えることができます。

条件(Ifで置き換えられる文)

例文:Living for a ling time, you eat healthy food everyday.(毎日健康な食事をすれば長生きできるだろう。)

上記の文は「もし~すれば~できるだろう」という条件を伴う表現を使いたいときにお手本に出来ます。「you live for a long time if you eat healthy food everyday.」と言い換えることが可能です。

譲歩(Even thoughで置き換えられる文)

例文:Getting old, I can’t forget your face.(いくら歳を重ねてもあなたの顔は忘れない。)

上記の文は「例え~でも、~だ。」という表現を用いたいときにお手本に出来ます。「I can’t forget your face even though I get old. 」と言い換えることが可能です。

否定形を作るとき

否定形を作るときは、分詞の前にNotを置きます。

例文:Not taking my advice, he made a mistake.(私の忠告を聞かなかったために彼はミスを犯した。)

分詞構文を使った慣用句を覚えよう

Frankly speaking

意味:正直に言うと

例文:Frankly speaking, I don’t like her.(正直に言うと、俺彼女が嫌いなんだ。)

Speaking of ~

意味:~と言えば

例文:Speaking of movie, have you watched new 007?(映画と言えば、最新作の007観た?)

According to~

意味:~(の情報)によれば

例文:According to the news, it will be rain.(ニュースに寄れば、これから雨が降るよ。)

judging from ~

意味:~判断すると

例文:Judging from his reaction, he hides something.(彼の反応から判断して、何か隠している。)

There + Be動詞 + 名詞 + 分詞

意味:~している(されている)~がいる(ある)。

There is a girl crying.(泣いている少女がいる。)

be + busy + ~ing

意味:~するのに忙しい

例文:He is busy making excuses. (彼はいい訳探しに躍起になっている。)

have trouble ~ing

意味:~に苦労する。

例文:I had trouble communicating with people.(人とコミュニケーションを取るのに苦労した。)

Spend + 時間 + ~ing

意味:時間を~することに費やす。

例文:I have been spending much time studying English.(私は多くの時間を英語学習に費やしてきました。)

go + ~ing

意味:~しにいく

例文:I went complaining at office.(オフィスに文句を言いに行った。)

まとめ

分詞 についていかがでしたか?

分詞の使い方がしっかりとお分かり頂けたのではないでしょうか?

少し驚いたのが英語の教科書を調べても分詞構文について書かれているものがほとんどなかったとういうことです。分詞構文についてここまで深く解説しているのは日本の教科書や参考書ぐらいなのかもしれません。

なのであまり考えすぎず、分詞を使って構成できる文のパターンを理解し、応用して使ってみるようにしましょう。


コメントを残す

*