【3分で分かる】JICのPS ESLコースの特徴

JICのESLコースには、「IB ESL」と「PS ESL」の2種類のコースがあります。

こちらの記事では、PS ESLについて詳しく解説していきます。

PS ESLは、Power Speakingの略で、「簡単な日常会話なら話せるけど、込み入った話や論理的な話ができない」と悩む初級・中級者向けに作られたスピーキング強化コースになります。

PS ESLのコース内容

PS ESLの授業の種類とコマ数

ライトかスタンダード、どちらかのプランを選ぶことができます。ライトとスタンダードの違いは通常1:1のコマ数の違いです。

レッスンタイプライトスタンダード
通常 1:12コマ4コマ
PS ESL専用 1:12コマ2コマ
通常グループ2コマ2コマ
合計6コマ8コマ

通常1:1クラスは、レベルに合わせた教科書を使って行う授業です。学校側がレベルテストの結果に合わせて教科を割り振ります。

PS ESL専用1:1は、PS ESLでのみ受講できるJICのオリジナルプログラムです。Discussion & Debate、Presentaionの専用クラスを受講できます。詳しい解説はこの次のトピックで行います。

グループクラスは、英文法クラス、発音クラス、News Listening、英会話の4種類から選べます。(最初のスケジュールでは学校側が割り振ります。)グループクラスの人数は、1クラス平均5〜7名程度です。

英文法グループで基礎英文法を学びます。英語の基礎を身につけるのに有効です。
発音グループで発音矯正を学びます。発音及びリスニング強化に有効です。
News ListeningBBCやCNNのニュースを見ながらリスニングトレーニングを行います。
英会話ネイティブ講師かフィリピン人講師、他のクラスメートと一緒に英会話を楽しめるクラスです。

※英会話のグループクラスに関しては、ネイティブ講師かフィリピン人講師かは受講する時間帯によって変わってきます。

セミスパルタ制度を採用

また、PS ESLは、セミスパルタ制度を採用しています。セミスパルタ制度の内容は、以下の内容になっています。

平日の外出可能
平日の門限22時
単語テスト参加任意(19:30〜)
自習の参加任意(20:00 ~ 22:00)

セミスパルタ制度はスパルタ精度と違い単語テストと自習への参加が任意なので、比較的自由度の高い制度となっています。

※PS ESLの方は、スパルタ制度を選択することも可能です。

PS ESLコースのみで受講できる専用レッスン

PS ESL 最大の特徴は、以下のIB ESL専用のマンツーマンクラスが受講できる点です。

ディスカッションやディベート、プレゼンテーションともに論理的な思考力とアウトプット能力が必要な高度なスピーキングスキルといえます。PS ESLを受講すればその論理的なスピーキングスキルを養うための訓練が積めます。

Discussion & Debate

様々なテーマに沿いディスカッションやディベートの訓練が行える内容になっています。

明確な答えのない問いに対し、自分の考えをまとめアウトプットする訓練を積むことで日常会話を超えた一段レベルの高いスピーキング力が養えます。

月曜から木曜までディスカッションやアイデアの構築を行い、金曜日に本格的なディベートを行います。

Presentation

与えられたテーマに関して、講師とブレインストーミングやディスカッションを行い、最終的にプレゼンテーションを構成・実施していきます。プレゼンテーションの訓練を通して、論理的な文章構築力に加え、人前でも分かりやすく情報を伝える力を身につけます。

プレゼンテーションは録画され、講師は動画をもとにフィードバックやアドバイスを行いますのでより効果的な学習が可能です。

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IB ESLとPS ESLとの違い

「IB ESLとPS ESLは、具体的にどう違うの?」と疑問を持たれる方も多いと思うので、簡単に解説します。

比較IB ESLPS ESL
レベル超初級者向け初級、中級者向け
ゴールサバイバル英語力の習得論理的スピーキング力の習得
特徴・IB ESL 1:1が受講可能・基礎英語力を身につける・PS ESL 1:1が受講可能・スピーキングを特に強化する
専用クラス・Read Aloud(音読)・Speech Building・Discussion & Debate・Presentation
スパルタ・セミスパルタ制度スパルタ制度のみスパルタかセミスパルタを選択可能

IB ESLは、英語がほとんど話せない超初級者向けに作られたコースです。

そのため、IB ESLの専用クラスでは、音読を通してインプットやアウトプットをバランス良く行えるRead Aloud(音読)や日常会話で使える語彙やフレーズ、パターンが学べるSpeech Buildingという専用クラスを設置しています。

一方、PS ESLは、ある程度英語の基礎力がある初級者、中級者向けに作られたコースです。具体的には、「簡単な日常会話のコミュニケーションはできる(例えば買い物や街中で道を尋ねるなど)けど、具体的な深い話がまだできない」といったレベルの学生がより論理的に英語を話せるようにトレーニングするコースです。

そのため、PS ESLの専用クラスでは、Discussion & Debate、Presentationといった論理的なアウトプット能力を強化できるトレーニングが詰める内容になっています。

PS ESLはこんな人におすすめ

PS ESLは、以下の項目に当てはまる人におすすめです。

  • ある程度簡単なサバイバル英語はできるが論理的な話ができない。
  • スピーキングを上達させたい。
  • 単語テストや自習は強制されずに自分のペースで学びたい
  • できればネイティブの英会話レッスンも受けたい

また、IB ESLとPS ESLは値段が同じなので、コース変更も容易にできます。なので、例えば8週間の留学期間があるなら、初めの4週間はIB ESLで学び基礎力を身につけ、最後の4週間でPS ESLにコース変更しスピーキングをさらに許可するという組み合わせ技もお勧めです。

こちらの記事がコース選びの参考になれば嬉しいです^^