JICのBusinessコースには、「ワーキングホリデー対策」、「ビジネス英語」、「TOEIC」の3種類のコースがあります。
こちらの記事では、ワーキングホリデー対策コースについて詳しく解説していきます。
ワーキングホリデー対策コースは、文字通り、フィリピン留学後にワーキングホリデーを控えた人のための特別プログラムです。
4週間で完結するプログラムとなっており、レジュメ作成、面接対策などワーキングホリデー先ですぐに仕事が見つけられるよう準備ができる点が魅力です。
ワーキングホリデー対策コースの内容
ワーキングホリデー対策コースの授業の種類とコマ数
ライトかスタンダード、どちらかのプランを選ぶことができます。ライトとスタンダードの違いは通常1:1のコマ数の違いです。
レッスンタイプ | ライト | スタンダード |
通常 1:1 | 2コマ | 4コマ |
ワーキングホリデー対策専用 1:1 | 2コマ | 2コマ |
通常グループ | 2コマ | 2コマ |
合計 | 6コマ | 8コマ |
通常1:1クラスは、レベルに合わせた教科書を使って行う授業です。学校側がレベルテストの結果に合わせて教科を割り振ります。
ワーキングホリデー対策専用1:1は、Working Holidayでのみ受講できるJICのオリジナルプログラムです。詳しい解説はこの次のトピックで行います。
グループクラスは、英文法クラス、発音クラス、News Listening、英会話の4種類から選べます。(最初のスケジュールでは学校側が割り振ります。)グループクラスの人数は、1クラス平均5〜7名程度です。
英文法 | グループで基礎英文法を学びます。英語の基礎を身につけるのに有効です。 |
発音 | グループで発音矯正を学びます。発音及びリスニング強化に有効です。 |
News Listening | BBCやCNNのニュースを見ながらリスニングトレーニングを行います。 |
英会話 | ネイティブ講師かフィリピン人講師、他のクラスメートと一緒に英会話を楽しめるクラスです。 |
※英会話のグループクラスに関しては、ネイティブ講師かフィリピン人講師かは受講する時間帯によって変わってきます。
セミスパルタ制度を採用
また、ワーキングホリデー対策コースは、セミスパルタ制度を採用しています。セミスパルタ制度の内容は、以下の内容になっています。
平日の外出 | 可能 |
平日の門限 | 22時 |
単語テスト参加 | 任意(19:30〜) |
自習の参加 | 任意(20:00 ~ 22:00) |
セミスパルタ制度はスパルタ精度と違い単語テストと自習への参加が任意なので、比較的自由度の高い制度となっています。
※ワーキングホリデー対策コースの方は、スパルタ制度を選択することも可能です。
ワーキングホリデー対策コースのみで受講できる専用レッスン
ワーキングホリデー対策コースの最大の特徴は、以下のワーキングホリデー対策専用のマンツーマンクラスが受講できる点です。
Working Holiday

JIC がワーキングホリデーの準備対策をしたい学生向けに開発したオリジナル教科書です。
カバーレターや履歴書の書き 方、面接のコツなどワーキングホリデー先で仕事を見つけるために必要な知識だけでなく、空港や現地生活で活用できる 知識や英語なども学ぶことができます。
また、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスなどワーキングホリデー を受け入れている代表的な英語圏の国々の特徴や情報も学べます。
また、当校にあるSeollem Cafeでインターンシップができるオプションプランもある(※1)ので、そちらも活用すれば英語を使った就業経験も積める上に修了証も発行しますので、企業にアピールできる武器を得ることもできます。

ワーキングホリデーに行く方の8割近くは十分な準備をせずに行くため、現地でなかなか仕事が見つからず多くの貴重な時間を無駄にしてしまいます。
また、英語力が足りないため日本食レストランでの仕事や農業などそこまでコミュニケーションが必要ない仕事にしか就けず、英語が伸びずに「ただ1年間カナダやオーストラリアにいた人」で終わってしまうケースも少なくありません。
JICのワーキングホリデー先ですぐに仕事が見つけられる状態を作って行くことができるので、限られた時間を有効に活用することができます。
ワーキングホリデー先に行ってすぐに仕事が見つけられれば、お金をたくさん貯められるので留学費用すらもペイできる可能性が高まります。
それぐらい事前の準備というのは重要なのです。
※ カフェでのインターンシップは有料です。Working Holidayコースの学生は、現地で3,000ペソ支払うことで参加できます。研修期間は、1日4時間✖️3日間の合計12時間です。プロのバリスタからコーヒーの作り方を学べたり、外国人のお客様に英語で接客するなどの実践経験を積むことができます。
ESLコースとの組み合わせがおすすめ
ワーキングホリデー対策コースは、4週間で完結するプログラムなので、4週間以上の留学期間を確保できるのであればESLコースと組み合わせるがおすすめです。
例えば、あなたが12週間の留学が可能だとしたら、以下のようなパターンが考えられます。
・最初の8週間はIB ESLで基礎を身につけて、最後の4週間でWorking Holidayコースを受講しワーホリ前の最終準備に移る。
・最初の4週間はIB ESLで基礎を身につけ、次の4週間はPS ESLで論理的なスピーキング力を養うトレーニングをし、最後の4週間でワーキングホリデー対策コースを受講しワーホリ前の最終準備に移る。
上記の組み合わせパターンを使うことで、初級者から初めても短期間でワーキングホリデーを最大限に活用するための準備が可能になります。
実際にほとんどの学生がこちらの組み合わせパターンで留学しています。
関連記事:【3分でわかる】IB ESLの特徴、【3分でわかる】PS ESLの特徴
ワーキングホリデー対策コースはこんな人におすすめ
ワーキングホリデー対策コースは、以下の項目に当てはまる人におすすめです。
- フィリピン留学後にワーキングホリデーに行く予定である。
- ワーホリ先ではすぐに仕事をゲットしてお金を稼ぎ始めたい。
- ワーホリ先で日本食レストランやファーム以外の仕事の選択肢も得たい。
また、先ほど挙げたように、ワーキングホリデー対策コースは4週間で完結するプログラムなので、4週間上の留学が可能な方は、ESLコースと組み合わせる方法がおすすめです。
まず初めの期間ESLコース(IB ESL/PS ESL)を受講し英語の基礎力やスピーキング力を強化した後、最後の4週間でワーキングホリデー対策コースを受講し、ワーホリ前に万全な状態を作っていくというのが王道です。
こちらの記事がコース選びの参考になれば嬉しいです^^